大事な愛犬が亡くなって、悲しくないという人はいないでしょう。しかし、その悲しみの深さや受け止め方は人それぞれ。ペットロスは、家族や恋人など近しい相手を亡くした喪失感とは似て非なるものかと思います。何故なら、「家族が死んだより辛い…」と感じる人も多く、「愛犬は家族同様、人生のパートナーだ」と言いつつ、やはり人間とは違うからでしょう。生き物として種が違うからこそ、彼らを思い量ってやらねばならず、それだけ自問自答することも多いわけですが、にもかかわらず、保護者的立場とは裏腹に、場合によっては意識せずとも精神的に彼らに頼ってしまう部分もあるのではないでしょうか。そんな私たちに、犬たちは純粋な瞳をもって絶大な信頼を寄せてくれます。そして、時に人間以上の、または人間からは得られない愛や信頼、勇気、優しさ…諸々のものを与えてくれます。ある意味、包容力があるのは人間より犬たちのほうかもしれません。
深い悲しみや辛さがあるということは、裏を返せば、それだけそのコに対して深い愛情があるということだと思います。
人は2度死ぬと言います。1度目は肉体の命を失った時。2度目は人々から忘れ去られた時。その時にほんとうに死ぬのだと。だからこそ大切に思ってきたパートナーをずっとずっと想い続けることができるのなら、無理に忘れようとか避けようとせずに、胸の中でずっとずっと「生きて」いる事を受け止めて大切にしたいですね。
大切な家族の一員だったペット。
その別れはさぞかし悲しい出来事でしょう…。
共に時間を過ごしたペットを天国に送ってあげたい。
「ペットの天使」ではそんな思いを真心こめてお手伝いさせて頂いております。