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【ペットが亡くなったら】
大切な家族の一員であるペット。
何も言わないワンちゃんやネコちゃんだけに、亡くなった後には「苦しくなかっただろうか」「辛くなかっただろうか」と考えてしまいます。
ペットを失うということは、想像以上に心への負担が大きいといわれています。
葬儀は悲嘆を乗り切るための重要なプロセス。
人間と同じように、ペットとも「きちんと見送ってお別れをする」ことが大切です。
臨終を告げられたら、まずは自宅に安置して最後のお別れをしましょう。
その際遺体を綺麗に整えて、腐敗の進行を遅らせる処置が必要です。
●臨終後の遺体の処置方法
人と同じように、犬や猫も死後硬直し、腐敗が進行していきます。
火葬・埋葬まで時間があく場合は、遺体処置をしなければなりません。
まず、愛用していたベッドや布団、ケージを用意します。
体液が漏れてもすぐに対処できるように、ペット用の吸水シートを敷きます。
もしくはタオルなどを重ねて敷き詰め、その上にビニール袋を敷く方法もあります。
(木製の京都箱を利用してもかまいませんが、火葬炉によって使用不可のこともあります)
1.固く絞ったタオルや消毒液で全身をキレイに拭き、ブラッシングします。
硬直する前に、手や後ろ足をまるめてリラックスしている状態の形にします。
2.目や口を閉じます。
瞼が閉じにくい場合は、小さくちぎったティッシュペーパーや綿を瞼と眼球の間に入れて優しく瞼をかぶせます。口が閉じにくい場合は、布などを使って口を固定します。しばらくすれば、固定したものをはずしても口が開かなくなります。
3.体液が流れてきた場合には、丁寧に拭きます。
しばらくすれば出なくなります。
(鼻。口、耳、肛門等に綿を詰めれば体液の漏れ防止になりますが、そこまでできなくても大丈夫です)
4.腹部を中心に保冷剤を置きます。
直接体に触れないように、布等で包んでおくといいでしょう。
5.遺体の上にタオルやシーツなどをかぶせます。
ペットが亡くなった時、昔だったら自宅の庭に埋めることもできたでしょう。
しかし現在は庭付の家が少なくなりマンション住まいの方も増えていますので、ほとんどの方が火葬を依頼しています。
●ペット火葬の方法
<移動火葬車>
住み慣れた家の近所まで火葬車が来てくれるので、最後まで家でゆっくりお別れができます。
夜の火葬にも対応しているので、家族が集まりやすいというメリットがあります。
ただ、火葬車さえ持っていれば誰でも参入できるので、業者によって対応がまちまちです。
現在、移動火葬車の多くは「無臭・無煙」ですが、一部設備不良の移動火葬車で営業している業者もありますので、信頼できる業者選びに注意が必要です。
また、大型犬を扱っていない業者もあります。
<火葬炉完備のペット葬儀社・霊園>
固定火葬炉を完備している霊園や葬儀社もあります。
火葬の種類は合同火葬、個別火葬など、火葬の種類をいくつか設定しているケースが多いようです。
時間が限られていたり、土日は混雑するなどの理由からスケジュールが立てにくい場合があります。
ペット葬儀、移動火葬、出張火葬は、<ペットの天使>までお問合せください。
<ペットの天使>は、京都市を中心に近畿一円より広くご利用いただいています。
24時間年中無休で営業致しております。