ブログ
【初めてのペットとのお散歩で気を付けるべきこと】
ペットとのお散歩は、健康維持だけでなく、飼い主との絆を深める大切な時間です。しかし、初めてのお散歩では、ペットも飼い主も緊張することがあります。安全で楽しい散歩にするために、事前に準備すべきことや注意点をしっかりと押さえておきましょう。
<お散歩デビュー前の準備>
ペットがお散歩デビューする前に、いくつか準備しておくべきことがあります。
-
ワクチン接種を済ませる
外にはさまざまなウイルスや細菌があり、免疫が整っていない状態で外に出ると感染症のリスクがあります。特に犬の場合、狂犬病予防接種や混合ワクチンの接種が終わるまでは、お散歩を控えましょう。 -
首輪やハーネスに慣れさせる
初めての散歩では、首輪やハーネスを嫌がるペットもいます。家の中で少しずつ装着し、慣れさせておくことが大切です。最初は短時間だけ着け、少しずつ時間を延ばしていきましょう。 -
リードをつけて室内練習をする
いきなり外でリードをつけると、ペットが驚いて動けなくなることがあります。室内や庭でリードをつけた状態で歩く練習をしておくと、スムーズにお散歩デビューできます。
<初めてのお散歩での注意点>
いよいよお散歩デビューの日。ペットが安心して楽しめるように、次のポイントに注意しましょう。
-
短時間からスタートする
初めての散歩では、長時間歩くと疲れてしまいます。最初は5~10分程度の短時間にして、慣れてきたら少しずつ距離を伸ばしていきましょう。 -
静かな場所を選ぶ
車の通りが多い道路や人混みの多い場所は、ペットにとってストレスになります。初めは公園や静かな住宅街など、落ち着いた場所を選びましょう。 -
ペットの様子をよく観察する
初めての外の世界は、ペットにとって刺激が多く、興奮したり怖がったりすることがあります。立ち止まったり、震えたりしている場合は、無理に歩かせず、落ち着くのを待ってあげましょう。 -
リードは短めに持つ
いきなり走り出したり、予想外の動きをすることがあるため、最初はリードを短めに持ち、コントロールしやすくしておきましょう。伸縮リードはコントロールが難しいため、初めのうちは普通のリードを使うのがおすすめです。 -
拾い食いをさせない
道端には、食べ物のゴミや危険なものが落ちていることがあります。興味を持って口に入れてしまうと、体調を崩す原因になるので、注意深く見守りましょう。「ダメ」や「離して」の指示を覚えさせておくと安心です。
<お散歩中にやってはいけないこと>
お散歩中には、ペットの安全や周囲への配慮のために避けるべき行動があります。
-
急に引っ張る
ペットが急に走り出したり、逆に止まって動かなくなることがあります。その際に無理に引っ張ると、首や関節に負担がかかるだけでなく、怖がってお散歩嫌いになってしまうこともあります。優しく声をかけながら、ゆっくり歩かせましょう。 -
他の犬にいきなり近づける
他の犬とすぐに遊ばせたくなるかもしれませんが、相性や相手の性格を知らない状態で急に近づけるのは危険です。相手の飼い主に確認し、お互いのペースで距離を縮めるようにしましょう。 -
排泄物を放置する
お散歩中のマナーとして、ペットの排泄物は必ず持ち帰りましょう。ビニール袋やウェットティッシュ、水を持参し、適切に処理することが大切です。
<お散歩後のケアも忘れずに>
お散歩が終わった後も、しっかりとケアをしてあげましょう。
-
足を拭く
道路にはホコリや細菌、時には凍結防止剤などが付着していることがあります。帰宅後は、ペットの足をきれいに拭いてあげましょう。特に雨の日や雪の日は、しっかりと乾かすことが大切です。 -
水分補給をさせる
運動後は水分をしっかり補給させましょう。特に暑い季節は、熱中症を防ぐためにもこまめな水分補給が必要です。 -
ペットの様子を確認する
散歩後に疲れすぎていないか、足を引きずっていないかなど、体の状態をチェックしましょう。違和感がある場合は、無理をさせずに様子を見ることが大切です。
<楽しいお散歩習慣を作ろう>
初めてのお散歩は、ペットにとっても飼い主にとっても大切な経験です。焦らず少しずつ慣れさせることで、散歩が楽しい時間になります。適度な運動はペットの健康維持にも役立つので、毎日の習慣として取り入れていきましょう。
<ペットの天使>
https://petnotenshi.com/