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【ペットも“湿気ストレス”を感じてる?快適なお部屋づくりのヒント】

<梅雨や夏のジメジメ、実はペットも不快です>
私たち人間が「なんだかムシムシするなぁ」と感じる季節、
実はペットたちも同じように“湿気ストレス”を感じています。
特に梅雨時期から夏にかけての高湿度は、ペットの体調にも大きく影響する要因に。
今回は、ペットが心地よく過ごせるお部屋づくりのコツをお届けします。

 

<湿気がペットに与える影響とは>
湿度が高いと、体温調節がうまくいかず、熱が体にこもりやすくなります。
犬や猫は汗をかかないため、人間よりも体内の熱を逃がしにくいのです。
さらに、皮膚が蒸れたり、耳の中が湿っぽくなることで、
皮膚病や外耳炎のリスクも高まります。
また、ジメジメした環境はノミ・ダニ・カビの温床にもなりやすく、衛生面にも注意が必要です。

 

<まずは室内の湿度チェックから>
快適な湿度の目安は、おおよそ40〜60%。
湿度計を使って、いつもの部屋の状態をチェックしてみましょう。
特に注意が必要なのは、風通しが悪く湿気がこもりやすい場所。
ペットがよく過ごすスペースや寝床の周辺は、
知らないうちに湿度が上がっていることがあります。

 

<除湿と換気の工夫>
エアコンの除湿モードや除湿機の活用が効果的です。
日中の気温が高くない日は、窓を開けて空気を循環させるのも◎。
換気扇のある部屋ではこまめにスイッチを入れるなど、
空気の流れをつくることが、湿気対策の第一歩です。
また、除湿マットや竹炭、珪藻土などをベッド下に敷いておくと、
寝ている間の湿気もやさしく吸収してくれます。

 

<ペット用品も“夏仕様”にチェンジ>
ベッドやクッション、マットなど、肌に触れるアイテムは通気性の良い素材に変えてみましょう。
吸湿性のある綿や麻、ひんやり素材の接触冷感生地がおすすめです。
さらに、こまめに洗濯・天日干しをして清潔を保つことも大切です。
湿気で雑菌が繁殖しやすくなるため、寝具類はいつもより頻繁にお手入れを心がけてください。

 

<水分補給と体調観察も忘れずに>
湿度が高いときは、意外と水分補給を怠りがち。
新鮮なお水を複数の場所に置いて、飲みやすい環境をつくりましょう。
特にシニアのペットや体温調節が苦手な子は要注意。
食欲が落ちたり、ぐったりしている様子があれば、早めの受診を。
飼い主さんの「いつもと違うかも?」という小さな気づきが、大きな安心につながります。

 

<人もペットも心地よく過ごすために>
湿気の多い季節は、人にとっても過ごしづらいもの。
でも、ちょっとした工夫で、お部屋の空気はぐんと快適になります。
ペットも人も、お互いがリラックスできる空間を目指して、
これからの季節も笑顔で過ごせるように整えていきましょう。

 

<ペットの天使>
https://petnotenshi.com/
「ペットの天使」は、大切な家族であるペットとの毎日を、もっと優しく、もっと穏やかに過ごしてほしいと願っています。
火葬やお別れのときだけでなく、今日の暮らしの中でできること――
そんな“日々に寄り添う存在”として、情報や想いを発信しています。
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